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大企業は20代でやめなさい【読書メモ】

20代で大企業を辞め、起業した筆者によるキャリア戦略本です。
 
現代の大企業が抱える問題の指摘は的確で、とても共感しました。しかし、著者の目標(日本を良くするため人材育成をする学校を作る)の高さや、それに対する熱量の大きさに圧倒され、自分は無理だなぁと感じてしまいました笑
 
私はあまり参考になりませんでしたが、起業して新たな価値を生み出し、世界を変えたい、という様なマインドを持っている起業家や経営者志望の方に向いていると思います。
 
オススメ度 ★★
読みやすさ ★★
 

 

大企業は20代でやめなさい

大企業は20代でやめなさい

 

 

以下、備忘録的メモ

 

・大企業は誰がやっても似たような結果が出る仕組み
替えが効くシステムを構築し、人員欠如のリスクを回避し、安定的な成長を考えた時、非常に合理的。それゆえに有能な人も特出した結果を出しにくいし、その反面、能力が低くても仕事を得ることができる。
 
・本当の意味での安定とは、特定の企業に依存せず、仕事ができる力
本当にその通りだが、強者の理論。弱者はそうはならないと思うぞ。
 
・辞めるなら早い方が良い。やめるなら20代でやめるべき
理由➡︎30歳までに出世できるかどうかわかる・背負うものが多くなる・新しいものを吸収することができなくなる
なぜ20代じゃなければならないのかの科学的根拠はないようだが、経験則的にそうなのだろう。
 
・今の会社で生涯をかけて成し遂げたい目標はあるか?
なかなかこの質問にyesを言える人は少ないだろうが、大企業に勤めるとはそういうことだろうと思う。
 
・人生で目標を持たずに生きることは、ただ漂流している船と同じ
 
・人生は有期限。限られた時間内で一定の成果を出すためには、1日も早く行動を開始すること。
 
・若い頃には基本を徹底することが大事。コミュニケーション力と、文章作成能力。
コミュニケーション力は相手の立場で考えて、相手の求めているものを感じ取れる能力。
 
・信頼は小さな約束を必ず守る。
 
・配偶者選びは、価値観の共有を絶対条件にする。
 
・「いつか」は「一生ない」。掛け声だけかけても全く意味がない。すぐに行動するだけ。
 
ベンチャー企業選びの鍵は社長の価値観と合うかどうか
 
・大人の最低条件は「自分の力で立つ、自分一人の力で稼げる」
 
・一流企業から大企業というレールの呪縛
 
・起業の成功は「いつどこでなにをやるか」「矛盾のある業界」「ブランディング